A tree swaying quietly

朝の川面に

一本の木が揺れています。

音もなく、

ゆらゆらと、

ただ静かに。

聞こえるのは

時折、魚が跳ねる音

だけです。

静かな朝です。

Coffee shop in a skyscraper

朝早い都会のビルにいます。

新しい床は光り輝いていて

フロアには誰もいません。

うす暗い中を歩いていくと

あたりがやわらかなオレンジ色に

包まれました。

ホッとする感じ。

コーヒーショップでした。

また翌日ここを訪れた私は

まっすぐにこのオレンジを

目指したのでした。

Birdsong makes the river even more mysterious

最近、朝散歩をよくすることがあります。

近所の川辺を歩いています。

「鳥啼いて山更に幽なり(とりないてやまさらにしずかなり)」

という言葉がありますが、

今朝の川面はまさに

「鳥啼いて川更に幽なり」です。

時折、鳥の鳴き声があたりに響き渡りますが

すぐに静寂がもどってきます。

こんな感じで冬の朝は明けていくのですね。

Pampas grass carpet

山奥を走行していると

小さく開けた場所がありました。

その地面一面が光っていました。

よく見ると、

ススキです。

ススキが地面を覆う

カーペットのように

茂っており、

太陽の光を受けて

キラキラと光っていたのでした。

とても美しい光景でした。

It always wears brown colour

コーヒー豆は煎る前は

緑色をしています。

しかし、私たちが見るのは

ほとんどが茶色です。

仕事服、スーツ、制服、ユニフォーム‥

みんなコーヒー豆の茶色と

同じかもしれません。

しかし、今日のこの茶色は

美しい。

Kashikigata

創業500年以上になる

和菓子店の菓子木型です。

今は古くなったのか

店内の装飾として

使われています。

第一線を退いても

現場で活躍の場を

得ているようです。

どこかで聞いたような。